江戸東京博物館は、昔と今の東京の文化が学べるところです。今回からシリーズでお伝えします。まずは江戸時代から。武士と歌舞伎にフィーチャーしてお届けします。まずは動画をご覧ください。
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Nature and Culture in Japan
江戸時代の武士の世界へタイムスリップ
戦国時代が終わり、徳川家康が1603年に江戸幕府を開き平和な世の中が始まります。この後260年間、武士の世の中が続くわけです。江戸東京博物館では、江戸時代から現代までの江戸〜東京の歴史を紹介しています。ミニチュアを中心とした展示がたくさんあり1日いても飽きないくらいです。
上の写真は、江戸城下町を忠実に再現した模型です。江戸城の天守閣をはじめ、武家屋敷、町家、堀などがリアルに描かれています。このような模型が多く展示されており、見る者の気持ちをワクワクさせてくれます。
ミニチュア展示の中には、松の廊下など、今では見られない江戸城内の作りを再現したものもあります。上の写真もそのうちの一つです。襖や障子、畳などがリアルに再現されていて、めちゃめちゃ面白いですよ。
さらに面白いのが、武家屋敷のミニチュアです。上の写真は、立派な門を再現しています。屋根や扉が黒光りして美しいですねぇ。徳川の葵の紋などや彫刻なども細かく表現されており、すばらしいの一言。今回の「美しポイント」はこれに決定。
江戸時代最大の娯楽 歌舞伎の世界を覗いてみよう
江戸時代の最大の娯楽と言えば、歌舞伎ですね。私は歌舞伎には詳しくありませんが、市川團十郎の名前くらいは知っています。舞台で助六を演じて大見得を切る、市川團十郎の姿を再現した人形が展示されています。本物のように迫力ありますよ。
歌舞伎では、女形の存在も忘れてはいけません。何と言っても華やかですねぇ。赤を基調とした着物が美しい。「助六由縁江戸桜」に登場する花魁の「揚巻」という女性ですが、顔の表情もいいですねぇ。
歌舞伎の芝居小屋も忠実に再現
歌舞伎と言えば、江戸東京博物館でぜひ見て欲しいのが上の写真。これは代表的な歌舞伎の芝居小屋である中村座の正面部分を再現したものです。その迫力がすごい。原寸大の間口(約20メートル)、奥行(約5.5メートル)で復元してあるのです。今にも中から役者が飛び出してきそうな感じです。この中村座の前では、よくイベントを催しています。私が訪れた時は、琴の演奏会をやっていました。
この中村座でさらに素晴らしいのが、錦絵の看板。これが高精細ですごい。写真の通り、この美しさは必見です。
江戸東京博物館へのアクセスと開館案内
江戸東京博物館へのアクセスは、都心ということで電車と都バスが便利です。
- JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分
- 都営地下鉄大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分
- 都バス錦27・両28・門33系統、
墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」
「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分
開館時間の案内:9:30~17:30 (土曜日は9:30~19:30)入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
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コメント
[…] (引用元:Nature and Culture in Japanより抜粋&… […]