神話の国、宮崎の旅も最後の訪問地です。鵜戸神宮に参拝しました。ここは、断崖絶壁の上に建てられていて、勇壮な波とともに神話の世界を味わうことができます。美しい朱塗りの社殿と、荒々しい波をご堪能ください。まずは動画をご覧ください。
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Nature and Culture in Japan
この動画と写真の撮影機材
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ
オリンパスM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
DJI OSMO POCKET
朱色の門をくぐる
駐車場に車を停めて、鵜戸神宮参拝に出かけます。鵜戸神宮は、海幸彦・山幸彦伝説で有名な山幸彦と豊玉姫命の子を主祭神としています。この主祭神の子供が神武天皇と伝えられています。とても由緒のある神社ですね。
最初に見えてくるのが上の写真のような神門です。朱色の門でシンプルですがとても美しい。この門をくぐって参道を進みます。
次に見えてくるのが同じく朱色の門、楼門です。こちらはかなり大きな門です。手前にちょっとした階段がありますが、それを登ってもさらに高さがあるのでかなり威圧感があります。
楼門を過ぎたところにあるのが千鳥橋。ここからは海と奇岩が見られるので、撮影スポットになっています。私が上の写真を撮ったのは夕方でしたのでモノクロにしましたが、この千鳥橋も朱色の綺麗な橋です。
霧島酒造 黒霧島 パック 芋 25度 [ 焼酎 宮崎県 1800ml×6本 ]断崖絶壁に建つ鵜戸神宮
この鵜戸神宮は、断崖絶壁に建てられています。当時の人は、このような環境に神が宿っていると考えたのかもしれません。よくこんなところに神社を作った、「あっぱれ」という感じです。
上の写真を見てもらえばわかりますが、社殿のすぐ近くに海が迫っています。海岸には切り立った岩がいくつも連なり、白波が立っています。とても迫力のある光景です。
左の写真も、厳しい環境のところに建設されていることがよくわかると思います。
黒い岩、青い海、白い波、緑の草、そして赤い神社。色合いとしても、非常にグッドだと思います。
鵜戸神宮は海沿いに建てられているため、上の写真のような光景がずっと続いています。波立つ海を見ながら参道を歩くと、とても神聖な気分にさせられます。
この日は平日でしたが、多くの参拝者が訪問していました。皆、一様に海と神社の荘厳な雰囲気を楽しんでいるように見えました。
そして本殿に向かいます。本殿は岩の洞窟の中に作られています。こちらも朱塗りの色鮮やかな建物です。本殿が洞窟の中にあるという、とても荘厳な感じのする空間です。
この洞窟の中には、「お乳岩」と呼ばれる岩があります。豊玉姫が自分の子のために、ここに乳房を付けていったという伝説が残っています。今でもそこからは湧き水が出ており、これも神秘的であります。
荒々しい波はいつまで見ていても飽きない
鵜戸神宮の境内から見られる海岸線に目をやってみましょう。先ほども言いましたが、参道は海に沿って作られているので歩きながらこのような海の景色を楽しむことができます。
ここでは太平洋の力強い波が押し寄せていて、迫力満点です。私は参拝を終えた後もずっとこの海を眺めていましたが、全く飽きませんでした。
この写真はかなり高い所から撮ったものですが、下にも階段が続いています。青い海に向かって神社の赤が連なる、良い景色です。それにしても波が高い。
下に降りてみると、海をさらに身近に感じることができます。
大きな黒い岩に強い白波が打ち寄せていて、コントラストとしても最高の絵になります。
鵜戸神宮へのアクセス
鵜戸神宮へは車でのアクセスになります。宮崎市から旧国道220号線を日南方面に向かいます。途中トンネルで現在の国道220号線と別れますので、注意してくださいね。宮崎市内からは1時間程度で到着します。
旧国道220号線の右側に、「鵜戸神宮」という標柱(上の地図の赤丸箇所)があります。ここから左折して入ってもいいのですが、このルートは後で長い距離の階段を登ることになります。ちょっと大変、という人は、標柱をやり過ごしてすぐに左側に見えてくる鳥居(上の地図の青丸箇所)を目標にして左折してください。
こっちのルートだと車で神門のすぐ近くの駐車場まで行けますので、おすすめです。私も実際このルートを使いました。ただ、途中は民家や狭い道もあるので、走行にはくれぐれも注意してくださいね。
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