北海道屈指の観光スポット小樽運河。この小樽運河の2つの顔を紹介します。昼と夜の顔です。昼間は蔦が生い茂る倉庫群の壁が印象的です。夜はガス燈が灯りライトアップされて、雰囲気がガラリと変わります。では、まず動画をご覧ください。
よかったらYouTubeのチャンネル登録をお願いします。
Nature and Culture in Japan
このブログの動画と写真の撮影機材
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ
オリンパスM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
小樽運河の魅力
小樽運河は大正時代に作られたもので、元々は北海道の物資を運ぶ水路として使われていました。その運河沿いには、古い倉庫群が建ち並びレトロな雰囲気を醸し出しています。運河に沿って雰囲気のある遊歩道が整備されていて、石畳の道を歩くと、いにしえの時代に思いを馳せることができます。北海道屈指の観光スポットで、多くの人が訪れます。
私が感じている小樽運河の魅力は、蔦で覆われた壁の倉庫群とライトアップの美しさです。私が小樽運河に行ったのは、夕方の時間でした。その後、近くで夕食を済ませて再度訪れたので、昼間の顔と夜の顔の両方を楽しむことができました。
昼間に見ると運河越しに倉庫群が建ち並んでいます。その多くは壁に蔦がはっていて、歴史を感じることができます。夏は緑色に、秋は真っ赤になるので、壁がとても鮮やかになるのですよ。
一方、日が暮れると、倉庫群はライトアップされます。運河の水に光が反射して、とても美しいですよ。また、遊歩道にはガス燈が灯されて、これまた大正時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
蔦の絡まる壁
倉庫の建物の壁に夕方の斜光が当たり、いい感じになってますね。その壁には緑色の蔦が絡まっていて、茶色のレンガとのコントラストが見事です。
この倉庫の蔦、見事です!今回の「美しポイント」はこちらです。壁一面を蔦が覆い尽くしているという素晴らしい光景。なかなか見られませんよ。小樽運河では夜のライトアップも楽しめますが、昼間はこのように壁の蔦を見て回るというのもおすすめです。
この建物は、旧澁澤倉庫です。あの渋沢栄一らが明治時代に創業した澁澤倉庫です。澁澤倉庫は1915年(大正4年)に小樽に出張所を作っていて、そこで事業をしていました。当時の小樽は北海道の物流の中心だったのでしょう。その面影を残すレトロな倉庫の壁に蔦が絡んでいました。
これは北日本倉庫港運の倉庫です。レンガの色が夕景に合いますねぇ。
ライトアップされた小樽運河の倉庫群
夜の小樽運河はライトアップされて、別の顔を見せてくれました。暗闇にぼんやりと浮かんだ倉庫群が、ノスタルジックなイメージを膨らませます。
小樽運河では、運河クルーズも楽しめますよ。年中無休で夜9時まで営業しているので、ナイトクルーズも楽しめます。ただし2020年6月現在は営業時間を短縮しているため、詳しくは以下のリンクからご確認ください。
船長さんは女性や外国人の方もいて、楽しめそうです。有名な小樽運河(南運河)だけでなく、あまり知られていない北運河や港にも行きますので、小樽の水辺を楽しみたいという方にはおすすめです。
ここが小樽運河クルーズの乗り場です。先ほどの北日本倉庫港運の倉庫のすぐ脇にあります。夜はここもライトアップされていて美しいですね。
全景はこんな感じです。ライトアップされた小樽運河と倉庫群、ノスタルジーを感じますねぇ。
小樽運河へのアクセス
JR小樽駅(地図の青枠箇所)から歩いて8分程度で、蔦の壁とライトアップが魅力の小樽運河(地図の赤枠箇所)に着きます。
人気ブログランキング
にほんブログ村
コメント