小樽を後にしてやってきたのは、積丹ブルーが映える神威岬です。海の色がとても綺麗。北海道とは思えないような濃いブルーが美しいです。ここは強風が名物で、ほとんどいつも強風が吹いています。私が訪れた時も強い風が吹いていて、岬の先まで行けなかったのは残念です。それでは、まず動画をご覧ください。
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Nature and Culture in Japan
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オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ
オリンパスM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
積丹半島の先端にある神威岬には義経伝説が伝わる
小樽を出てから車で約2時間、結構走りました。ついに積丹半島に到着です。積丹半島の突端にあるのが、神威岬です。この神威岬には、源義経伝説が伝わっています。
兄に追われた源義経は平泉で命を落としたと言われていますが、伝説ではその後に中国大陸へ渡り、チンギスハーンになったという話があります。今では否定されている説ですが、面白い話です。
伝説によると、平泉から蝦夷地(今の北海道)に渡った義経は、とあるアイヌの長のもとに身を寄せていたと言います。義経はその長の娘、チャレンカと恋仲になります。しかし義経は中国に渡るために、積丹半島の神威岬に行きます。チャレンカも後を追いますが、時すでに遅し。すでに義経は船で中国に向かってしまっていたのです。
悲しみのあまりチャレンカは、神威岬から身を投げて死んでしまいました。その亡骸が、神威岩になったと言われています。悲しい話ですねぇ。
そんな悲しい伝説とは違い、この積丹半島の突端、神威岬は美しい自然であふれています。夏は緑生い茂る岬、海はどこまでも青く、積丹ブルーという異名を持っています。
神威岬はいつも風が強い
積丹半島の端、神威岬にはいつも強い風が吹いています。これは神威岬に身を投げたチャレンカの呪いだという話があります。いつも強い風が吹き荒れて、岬を巡る船を転覆させてきたという伝説です。
上の写真でも白波が立っていますね。この日もとても風が強く、カメラを構えていても飛ばされそうになりました。動画もところどころ強風でブレてますね。(笑)いやぁ、それほど風が強かったのですよ。
いやぁ、それにしても神威岬は美しい。おなじみのこのショットですが、稜線が美しく、しかも緑で覆われています。いい感じですねぇ。今回の「美しポイント」はこちらです。
岬に負けず美しいのが海の色です。緑と青の組み合わせがとってもいいです。日本海に面している北海道の岬とは思えないほどのブルーですよ。
積丹ブルーは神威岬以外の場所でも見られます
神威岬からはずっと海岸線を車で走りました。天気もいい上に車も空いていて、これまた気持ちいい。ずっと海岸線に沿って走るので、積丹ブルーをいろんなところで見ることができますよ。
ゴツゴツと力強い岩と、どこまでも青い積丹ブルーの海のコントラストを存分に楽しめた旅でした。
積丹半島 神威岬へのアクセス
車しかアクセスの手段がありませんが、行ってみて損はない場所です。近くではウニ丼も食べられるし。
・新千歳空港から車で210分
・小樽駅前からバスで140分
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