SIGMA 16mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズマウント
SIGMAの16mm F1.4のレンズを購入しましたのでレビューしたいと思います。私が購入したのは、マイクロフォーサーズマウントです。SIGMAの16mm F1.4のレンズは人気のあるレンズですが、インターネットを探していても、あまりマイクロフォーサーズマウントのレビューなどがありません。そこで、マイクロフォーサーズカメラユーザーの私が、実際手にした感触や外観などをレビューしていきたいと思います。
では最初に、SIGMA 16mm F1.4の紹介動画をご覧ください。
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Nature and Culture in Japan
この動画と写真の撮影機材
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ
オリンパスM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
全体イメージと箱
レンズの全体像は上の写真の通りです。全くシンプルな感じです。特に可もなく、不可もなくというデザインですが、漆黒のボディはかっこいい。
これは、レンズを立ててみたところです。他のマイクロフォーサーズのレンズと比較すると大きいように見えますが、レンズの実際の長さは91.1mmしかありません。重さも395gと比較的軽量です。
箱も超シンプルです。見る人によっては、白黒で素っ気ないと思うかもしれませんね。SIGMAはWebサイトを見ても白と黒のシンプルなデザインが中心です。モノクロが好きな会社なのでしょうか。硬派という感じがします。
ちなみにDC・DNというのは、SIGMAのWebサイトによると以下の意味があるそうです。
DC
SIGMAのWebサイトより
イメージサークルをAPS-Cサイズのサイズに合わせて設計したレンズです。イメージサークルを小径化することで、レンズの小型・軽量化も達成、撮影時のフットワークの良さにも大きく寄与しています。
DN
SIGMAのWebサイトより
ショートフランジバックを採用したミラーレスカメラに最適な設計を行ったレンズです。
要は、レンズを小型・軽量化してミラーレスのカメラによくマッチするように作りました、ということでしょうか。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズマウント
刻印と手触り
レンズ本体の刻印もシンプルな白です。これは好感が持てます。SIGMAの白いロゴはカッコいい。フィルター径は67mmと大きめです。
撮影用のライトが当たっている箇所が黒光りしていて渋いですね。シンプルなデザインなだけに、こういったところはとてもいい感じがします。
少し見にくいですが、左上の丸印にCの文字が刻印してあります。これはSIGMAレンズのシリーズを表しています。
SIGMAのロゴレンズには、Art, Contemporary, Sportsという3つのプロダクトラインがあります。このレンズはContemporaryのシリーズです。実はマイクロフォーサーズマウントにはContemporaryしかないのです。
3つのプロダクトラインについても紹介しておきましょう。
Art
SIGMAのWebサイトより
あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン。
Contemporary
SIGMAのWebサイトより
最新のテクノロジーを投入、高い光学性能とコンパクトネスの両立で、幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンス・ライン。
Sports
SIGMAのWebサイトより
高度な光学性能と表現力はそのままに、撮影者の意図にダイレクトに応え、高い運動性能を発揮するスポーティ・ライン。
フォーカスリングは、とても回しやすいです。比較的トルクもあるので、クルクルと回しているととても気持ちがいいです。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズマウント
レンズ
これはレンズ玉を見たところです。13群16枚という構成で、たくさんのレンズが組み合わさっています。外からはわかりませんけどね。
私はレンズの玉を見るのが結構好きなのですが、特に新しいレンズの玉は美しくていいですね。ライトが当たって虹色に輝いているところはとても綺麗です。
これも少し明るくライトを当てているので、レンズの様子がわかりますね。綺麗です。
リアキャップを外すと、カメラ本体との接合部分が出てきます。これがマイクロフォーサーズマウントです。裏側のレンズを見ることは普段あまりないと思いますが、この金属の接合部分が大事なのですよ。
フードとレンズキャップ
フードは標準のものが付属しています。取り外しと取り付けはとても簡単です。取り付ける時はINの方向に、取り外す時はOUTの方向にくるっと回せば簡単に着脱できますよ。
フードをアップにしてみました。花形フードですね。
レンズキャップのSIGMAロゴもシンプルです。このレンズキャップの難点は、取り付けが難しいところです。動画でも紹介していますが、フードを付けたままレンズキャップを取り付けようとすると、ちょっとしたコツがいります。最初はとても時間がかかってしまいました。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズマウント
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